受け入れホストをしていただいるゴードン先生に面会の時間をいただいた.こちらに来てからの生活のこと,ここでの研究のこと,授業のことなどを話をしてくれた.
「都市防災学」の枠組み(理工系中心)を広げて(社会科学,人文科学,健康・医療など),JDAを使いながら東日本大震災の情報を加えて,海外の研究者やメディアの視点を踏まえた新しいテキストを作成と考えているが,具体的にはこれから.
「Rise and Fall of Postwar Japan」という授業に参加させていただくことをお願いして了承してくれた.毎週火曜日と木曜日,13時半-14時45分,隣の建物の教室.ゴードン先生の近現代史を学ぶことは私の研究を進めていく上で有効と思われるし,英語の勉強になる.シラバスを拝見したらたくさん文献情報が載せてあり,いくつかダウンロードしたり,図書館に貸し出し希望の登録をしたりしてみた.
大学全体のシラバスがとても充実していて文献の情報もたくさん.リンクで直接論文や本が見れるものを多くて,とても見きれない.
昼は,USJP Seminarというオンラインセミナーを聞いてみた.T.J.PempelさんというUCバークレーの政治学の先生.「A Region of Regimes: Prosperity and Plunder in the Asia-Pacific」という今年刊行された本の紹介.「政策情報論」の改訂も控えているので,こういうセミナーも無関係ではないと思い聴講.
アジア諸国を,Develping Regimes(開発レジーム:日本,韓国,台湾)とErsatz Development Regimes(発展途上レジーム:マレーシア,タイ,インドネシア)とRapacious Regimes(貪欲レジーム?:フィリピン,北朝鮮,ミャンマー)のように分類し,中国はそのいずれの特徴も有している,というような整理をされていた.
ビジネススクールの准教授,外交官やNHKのジャーナリスト,五百旗頭先生やUCサンディエゴの先生などがコメントや質問をされていた.最後に,日本のeconomic revitalizationの話題になり,womanとyounger peopleがキーだというような話をされていた.時間を少しオーバーし,「guilty is charged」と言って締め括られた.
研究所のJenniさんが自家製のタロイモのケーキをくれてとてもおいしかった.夕方,ふと科研費のことを思い出し,メールを探すと,今週が締め切り...学内の説明資料や動画を見たりした.今週中に書かないと...